♪風の旅

この曲は、2011年本委員会の委嘱により、福島弘和氏に作曲していただきました。第37回定期演奏会でご本人の指揮により初演されました。

「風の旅」は本校の卒業生である星野富弘さんの詩画集のタイトルです。「風の旅」にインスピレーションを得て、作曲されました。「風=音楽が、旅=色々な調性に旅立つ」ような、穏やかな曲調でありながら、大変変化に富んだ曲です。

作曲者紹介】
福島弘和(ふくしまひろかず)


東京音楽大学卒業、同大学研究科終了。オーボエを浜道晁、作曲を有馬礼子の各氏に師事する。現在、吹奏楽やオーケストラなど作編曲活動をする。また、演奏にパフォーマンスやコメディーを加えたアンサンブルポアールで演奏活動をする。1999年朝日作曲賞、2003年下谷作曲賞、2007年下谷奨励賞、2010年日本管打吹奏楽学会アカデミー賞作曲部門など受賞する。楽譜は各出版社から出版レンタルされていて、それらの曲のCDも多数販売されている。2001年国民文化祭、2008年全国高校総合文化祭の創作音楽を手掛けている。21世紀の吹奏楽「響宴」会員。


主な作品
稲穂の波(1997年全日本吹奏楽コンクール課題曲)


♪ファンタジアT−「織姫」

この曲は、本委員会が2008年に福田洋介氏に作曲していただいた作品で第34回定期演奏会で初演しました。

曲名にあります『織姫』とは、桐生の織物文化とともに伝承されている白瀧姫伝説の白瀧姫をさします。
これは江戸時代、桐生新町の絹買商新居甚兵衛が、桐生織物の宣伝のために館林の文人画家小寺応齋に依頼し作成した伝説であり、桐生織物の発展の一つのより所となりました。
この伝説は、今から約千二百年前、上野国山田郡(現桐生市川内町)から朝廷に宮仕えに出された一人の男が宮中の白瀧姫に恋をし、天皇の前で見事な和歌を披露して姫を桐生に連れて帰ることを認められました。そして桐生に移った白瀧姫は絹織物の技術を人々に伝えたというもので、これをモチーフとしてこの曲は作曲されています。
また、この曲のテーマは「英知」と「美」であり、『桐生の学生達にそれらを備え持って欲しいし、先生方にはそういったことを今後も伝えていっていただきたい』という作曲者の願いが込められています。

2011年、群馬県小中学校音楽教育研究大会に際し、合唱つきで改訂され、桐生市の中学生の演奏・合唱により初演されました。本委員会でも第39回定期演奏会において、桐生市立中央中学校、清流中学校、境野中学校、広沢中学校、相生中学校の各吹奏楽部の皆さんに合唱の協力をいただいて演奏しました。


【作曲者紹介】
福田洋介(ふくだようすけ)

1975年 4月19日 東京・杉並生まれ。

幼少より音楽に愛着を持ち11歳より音楽作りを始め、現在まで作、編曲は独学。そして中学、高校と吹奏楽を続け、高校在学中(16歳)に商業演劇の音楽を担当しキャリアをスタート。演劇、映画、テレビ等の音楽制作、音楽ライブラリ、インターネットへの提供、サラウンドシステムによる音楽音響デザイン、吹奏楽、室内楽の作、編曲および指導、指揮に注ぐ
吹奏楽・アンサンブルのCDや楽譜を株式会社ウインズスコア、ブレーン株式会社、ウインドアートなど各社より出版。さらにCD「ディズニー・オン・ブラス」(佐渡裕&シエナWO/Disney&Avex)においてアレンジャーとして参加し、好評を博す。また学生団体・一般団体の常任・客演指揮も務めている。

主な作品
吹奏楽のための「風之舞」(14回朝日作曲賞・2004年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)
KA-GU-RA for Band(JBA下谷賞・佳作)
シンフォニック・ダンス(航空自衛隊中部航空音楽隊委嘱)


♪上昇桐生

この曲は、2014年、第40回定期演奏会を記念して、福島弘和氏に依頼し作曲していただきました。

桐生高校の校歌をモチーフに、Andanteのゆったりとした部分とAllegroの疾走感あふれる部分で構成されています。前半はハーモニーの変化が繊細で美しさを楽しめます。後半は明るく、力強く前進していくような曲調です。上昇気流に乗って、これからも活動を発展させていきたいと思います。

桐生高校のオリジナル曲を紹介します!