桐生高校吹奏楽委員会は、昭和35年(1960年)2月に「ブラスバンド部」として結成されました。当時部員は26人でした。

創部3年目の昭和37年(1962年)10月6日、第1回定期演奏会を開催しました。右上は記念すべき第1回定期演奏会の写真(プログラムはこちら)です。昭和46年(1971年)に群馬県高校総体の開会式で桐生市立商業高校・県立桐生工業高校・県立大間々高校の吹奏楽部と合同演奏を行い、その年の秋の県民芸術文化祭に参加しましました。昭和47年からは県立桐生女子高校器楽部(桐生学生フィルハーモニー)との合同演奏会(定期演奏会)を開催し、以後、平成4年(1992年)まで継続しました。たびたび楽器と部員不足に悩みつつも、活動は継続し定期演奏会も回を重ね、終曲“テキーラ”の熱狂も恒例となっていきました。

しかし、平成4年に桐生女子高校器楽部が管弦楽部になったのを機に合同演奏が解消され、だんだんと部員が減少し、次第に活動が衰退していきました。平成6年には部員不足で第24回定期演奏会は中止に追い込まれてしまいました。そして、桐生高校学芸祭の演奏を最後にその年の10月には活動が休止になり、そのまま廃部となりました。以後、平成7年、8年は野球応援の為に臨時で結成されるだけでした。

その後、「吹奏楽をやりたい」という生徒が1人、2人と集まり、その人達の努力とOBの方の助力により平成9年に復活コンサートとして『KIRYU BOYS`HIGH SCHOOL コンサート』を開催しました。こうして、完全な委員会として桐生高校に吹奏楽が再び復活しました。翌年には理数科が新設され共学となり、それに伴い専門に吹奏楽を指導できる先生が赴任しました。平成15年に群馬県吹奏楽コンクールに初出場し、金賞を受賞。また、県代表に選ばれ西関東大会に出場しました。
平成16年には西関東バンドクリニックにも参加しました。
平成17年、20年には群馬県代表として全国高等学校総合文化祭に出場しました。

活動の一環として、マーチングも開始しました。大運動会でのマーチング演奏や文化祭での市内パレード、また平成15年に第85回全国高校野球選手権大会群馬県大会の開会式にてマーチングを行いました。平成19年には、群馬県マーチングコンテストに初出場し銀賞を受賞しました。

その後も吹奏楽連盟主催の各大会での活躍、平成23年のふくしま総文(東日本大震災のため中止され、DVDでの参加)、平成24年の全国高等学校総合文化祭・富山大会に参加するなど活発な活動を続けています。地域に根ざした活動を大切にしており、桐生市街地のイベントにも積極的に参加しています。

そして今も、桐生高校吹奏楽委員会の歴史にまた新たな一ページを刻み続けています。


参考資料:桐高新聞、桐生高校八十年史等